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バーベキューで使い捨て手袋を使う際には必ず『食品衛生法適合品』を使いましょう!

食材を扱う時、汚れた物を触る時、使い捨ての手袋を使ったことはありませんか?

ぼくはバーベキュー前日の仕込みをする時や、バーベキュー当日も食材に直接触れる時に使っています。

それに自宅でのお風呂掃除、トイレ掃除の時にも使います。

そんな『使い捨て手袋』には、種類があるのをご存知ですか?

材質だけでも、ポリエチレン、天然ゴム、ニトリル、塩化ビニル樹脂だったり様々です。

今回はそんな材質の違いではなく、もっと重要な部分をお伝えしたく記事を書きました。

それはあなたが使おうとしている『使い捨て手袋』が、『食品衛生法適合品』かどうかということです。

お風呂掃除やトイレ掃除などで使う『使い捨て手袋』はどんな物でも良いのですが、バーベキューなど高熱の近くで食材を扱う際には、必ずこの『食品衛生法適合品』を使っていただきたいのです。

バーベキューで使い捨て手袋を使う際には必ず『食品衛生法適合品』を使いましょう!

『食品衛生法適合品』とは?

まず最初に、『食品衛生法』とは何か?からご説明しますね。

『食品衛生法』とは、

日本において飲食によって生ずる危害の発生を防止するため日本の法律
食品衛生法 – Wikipediaより引用

このように書かれています。

わかりやすく言えば、飲食によって病気や怪我をさせないための法律です。

そしてこの『食品衛生法』もどんどん改正しているのですが、昭和34年12月28日に新しく『食品の安全性を確保する基準』が出来ました。


参考
食品、添加物等の規格基準厚生労働省

そこで今回の『使い捨て手袋』に関係する内容なんですが、下記サイトにわかりやすく書かれていました。

プラスチックといえば、ケースや家電製品などあらゆるものに使われている「硬い」物質ですが、フタル酸を加えることで手袋のように柔らかくすることができます。
そのようにして作られたプラスチック手袋を使用し、熱いものに触れると、わずかですが手袋が溶けてしまいます。

すると、フタル酸エステルという成分が食品に付着し、それを口に含んでしまうと人体に害を及ぼす可能性が有るのです。
おもちゃでも、口に含むと影響を及ぼす可能性がありますので、食品衛生法でその物質の使用は禁止されています。

プラスチック手袋を食品で使用できない理由は、熱によって溶けたフタル酸エステルが体内に入ってはいけないためなのです。
(他社の製品ですが非フタル酸のプラスチック手袋があり、食品衛生法に適合している商品もあるようです。)

食品衛生法適合の衛生材料(手袋)について|朝日衛生材料より引用

これで「なぜ『食品衛生法適合品』を使わなくてはいけないか」がわかりましたね。

『フタル酸エステル』が身体に害を及ぼすので、それを防ぐためだったのです。

『使い捨て手袋』が溶けなければ大丈夫なようですが、バーベキューなど高熱を扱う時には、何が起こるかわかりませんからね。

必ず『食品衛生法適合品』を使うようにしましょう。

ぼくが使っている『食品衛生法適合品』の天然ゴム手袋

使い捨てビニール手袋 6
△これは『スギ薬局』という薬局のオリジナル商品です。

左右兼用のもので、100枚入りが818円で売っていました。

△Amazonや楽天でも購入できますが、送料を考えるとちょっと高いかも。

使い捨てビニール手袋 4
△この『使い捨て手袋』は天然ゴムラテックスで作られているため、手にフィットして細かい作業もやりやすいです。

使い捨てビニール手袋 5
△ただし人によっては、天然ゴムに対してアレルギー反応が出る人もいるみたい。

それに熱にはやはり弱いので、いくら『食品衛生法適合品』だからといっても、手袋が溶けてしまって食材に付いてしまった場合には、その食材は捨てるようにしましょう。

使い捨てビニール手袋 7
△このように『食品衛生法適合品』というのは、目立つ場所に書かれているので、これを見てから買うようにして下さい

『使い捨て手袋』を使用する上での注意点2つ

『使い捨て手袋』を使用する上で、最後に2つの注意点を。

1つ目は、扱う食材が変わるごとに、手袋も新しいものに替えましょう

その大きな理由としては、牛肉、豚肉、鶏肉など、食材ごとに潜んでいる菌が違うからです。

牛肉はレアでも食べられますが、鶏肉を触った手で牛肉を触っていた場合、食中毒になる可能性が出てきます。

2つ目は、一度外した手袋を再度使用しないことです。

これは『食品衛生責任者』の講習で言われたことなのですが、衛生面を考え、一度はずした手袋は捨てるようにしましょう。

「まだ使えるし、捨てるにはもったいない」ってぼくも思うことはあるんですけどね。

食中毒にならないように『使い捨て手袋』を使っていても、再利用で食中毒になってしまったら、元も子もないですからね。

まとめ

今回は直接バーベキューとは関係のないように思える内容でしたが、調理をする上でとても大切なことをお伝えしました。

これを機会に、今まで『使い捨て手袋』を使っていなかった人も、直接食材に触れるのではなく『使い捨て手袋』を使うようにして下さい。

そして『使い捨て手袋』を購入する際は、くれぐれも『食品衛生法適合品』を購入して下さいね。

BBQのマッキー

いつどんな時も食中毒には十分気をつけている、BBQプランナーのマッキー(@jpasmo)でした! 最後まで読んでくれてMahalo…(`・ω・´)ゞ

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