先日バーベキュー専門の本を初めて購入しました。
バーベキューに対する概念が変わり、自分の知識がどれほど浅はかだったのかを知ることができました。
そしてますますバーベキューを大好きにさせてくれた本書を、今回はご紹介させて下さい!
プレミアムバ-ベキュ- オ-ルシ-ズン楽しむアウトドアクッキング /三栄/榊幸治
目次
Premium BBQ
この本との出会い
料理の本はいくつか持っていますが、バーベキュー専門の本を買ったのは今回が初めてでした。
その理由としては、今までやってきたバーベキューが楽しかったので、特に料理でこだわろうと思った事がなかったからです。
そんな自分が本屋で何となく手に取ったのが、こちらの本「Premium BBQ(プレミアム バーベキュー)」
著者: 榊 幸治さん
プロフィール
BBQライフ研究家、JAPAN BBQ COLLEGE(日本BBQカレッジ)代表
食肉メーカーでの経験を活かし、産地から網の上までの一貫した食の情報を提供すべく日本初のBBQ文化の研究・普及団体「日本BBQカレッジ」を設立し、BBQ講習会を中心に食育BBQ、BBQイベントの企画・運営などを行い、日本全国でBBQ文化の普及活動を行う。
ごめんなさい!! バーベキュー好きを謳っているのに、バーベキューの先人であり、偉大な日本BBQカレッジ代表をこの本で読むまで知りませんでした。
《人生の100のリスト》に榊代表と会う事を追加させていただきます!
※追記:2017年04月にお会いすることが出来ました。
日本にはこんな素晴らしいバーベキュースペシャリストがいたんですね〜
肩書がBBQライフ研究家ってカッコイイですよね!
(自分もBBQライフ研究家って、名乗れるように頑張るぞ!)
バーベキューの歴史
カリブ海西インド諸島のハイティ島に住むタイノ族が使っていた”格子組み構造物”を指す言葉は、スペイン人に「barbacoa 」と書き取られ、その後、グリル料理を意味するスペイン語「バルバコア(barbacoa)」に変化していき、それが「バーベキュー(barbecue) 」という英語になっていく。
P13から引用
バーベキューという呼び方は、カリブ海のタイノ族からスペイン人、そしてアメリカ人に伝わってできた言葉だったんですね。
意味としては、”枠組みの上で焼いた肉”という意味から、”野外パーティー”の意味に変化して使われているそうです。
その他日本の肉食の歴史についても書かれています。
自分はバーベキューの意味を、「野外で調理する事」ぐらいにしかわかっていませんでした・・・
バーベキューにこんな奥深い歴史があるとは侮れませんな!
肉の種類と知識、炭の種類と知識
BBQはテクニックだけでなく、食材の特徴を知ることも重要。
BBQに合った肉の種類をはじめ、野菜や魚介類などの知識も身に付けよう。
P22から引用
牛肉、豚肉、鶏肉、羊肉、子羊肉、野生鳥獣肉、加工肉など、たくさんの種類の特徴と、オススメの調理法が書いてあります。
BBQになくてはならないのが「炭」。炭にはさまざまな種類があるが、全てがBBQに適しているわけではない。炭をよく知り、より美味しいBBQを楽しもう。
P32から引用
バーベキューに必須となる「炭」についても詳しく書いてあり、企画したバーベキューに適した炭を教えてくれます。
そしてその炭のおこし方、炭火レイアウト、焼きスタイルについても詳しく書いてあります。
恥ずかしながら、本当にここまでこだわったバーベキューをやった事がないです。
奥が深いわ〜
オリジナルレシピ77品の紹介
バーベキューにオススメのオリジナルレシピが77品載っております。
その中でも特に自分は
- ラムガーリックステーキ(P46)
- イカ焼きそば(P52)
- ローストラムラック(P84)
- 丸鶏ロースト(P86)
上記に挑戦してみたいと思いました。
これだけのレシピを知っていれば、これからのバーベキューが100倍楽しくなる事は間違いなしです!!
まとめ
日本でのバーベキューは、大きく分けて2つのスタイルに分類されます。
焼きながら食べる「焼肉型」と、調理する人(ホスト)と食べる人(ゲスト)に分かれて食事を楽しむ「トラディショナル型」というスタイルです。
今まで自分は「焼肉型」のバーベキューしかやった事がありませんでした。
技術とホスピタリティがなくてはできない、「トラディショナル型」のホストをやってみたい!
と言ってみたいです!!
そんな熱い思いにさせてくれた本でした。
この本で本当のバーベキューを知り、これからバーベキューについてもっと勉強し、たくさんの経験を積んでいきたいと思いました。
みんなでバーベキューやろうぜ〜!!
今回ご紹介させていただいた本はこちらです。
プレミアムバ-ベキュ- オ-ルシ-ズン楽しむアウトドアクッキング /三栄/榊幸治