更新が3ヶ月ぶりとなってしまいまして、大変ご無沙汰しております。
私事ではございますが、娘が産まれてきてくれまして、ちょっとバタバタしていたものですから、なかなか更新することが出来ませんでした。
これからは週に1回以上は更新していく予定でおりますので、これからまた宜しくお願い致します。
さて、お久しぶりのご挨拶をさせていただきましたところで、本題に入ります!
突然ですが、バーベキューレシピとしては割と有名な『ビア缶チキン』てご存知ですか?
もうその名の通りのレシピでして、ビールの缶をそのまま鶏肉に使ったレシピとなっております。
丸鶏1羽を買ってきて、お尻部分からビールの缶を差し込み、蒸し焼きにすることで、ビールが中で蒸発し、鶏肉をふっくらと焼き上げてくれるのです。
そしてなんと言っても丸鶏を1羽そのまま調理することで、見た目のインパクトが強烈です!
毛のない丸鶏を調理するのは、最初ちょっと抵抗があるかもしれませんが、それがまた非日常感を味あわせてくれて、バーベキューをより楽しいものとしてくれます。
今回はそんな作って楽しい、食べて美味しい、撮ってインパクト大の『ビア缶チキン』レシピをご紹介します。
『ビア缶チキン』簡単・美味しい・インパクト大のレシピ
材料
今回使った材料がこちら!
- 国産若鶏 1,171g(100g=120円だったので、1羽1,405円)
- オリーブオイル
- 岩塩
- ブラックペッパー
- パプリカ(パウダー)
- セージ(パウダー)
- タイム(ホール)
- パセリ
- バジル
以上が、今回使用した材料です。
丸鶏はお肉屋さん、またはスーパーでも、1週間ほど前に予約すれば購入できますよ。
炭火のセッティング
早速炭火のセットから。
今回もウェーバーのグリルに、豆炭を使って調理します。
使用しているウェーバーグリルに関しては、下記の記事を読んでみてね。
BBQグリルのトップブランド『Weber』さんから素敵なプレゼントが届きました!
△いつも使っているキャプテンスタッグ社の火おこし器を使って、豆炭に火をおこしたら、中央には炭を置かず、両サイドに炭を配置する『サイドウォール』という炭のレイアウトにします。
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) 大型火消し壺 火おこし器セット バーベキュー用
△そして中央部分には、ウェーバー社の『ドリップパン』という油や汚れの受け皿を置いておきます。
下ごしらえ
まず最初に丸鶏をよく洗って、水気を十分にとっておきます。
ぼくは予め内臓がない状態の丸鶏を買っていますが、中に内臓が残っていた場合は、それもキレイに取り除くようにして下さい。
△次にハケを使って、オリーブオイルを丸鶏全体に塗ります。
△なんてことのない作業ですが、これもみんなと一緒にやると、非日常感を味わえて楽しいです。
△裏側もしっかり塗りましょう。
オリーブオイルをまんべんなく塗ることで、皮がパリッと焼き上がりますよ。
△お次は岩塩とブラックペッパーで下味を付けます。
△さらにそこから残りのスパイスを振りかけていきます。
この作業は、1人がスパイスを振りかける役で、もう1人がビニール手袋をしてスパイスを揉み込む役といった感じに、役割分担をすると楽ですし、楽しいですよ。
調理開始
さあ、ここからが調理開始です!
△まず登場したのが、『ビア缶チキン』を作るのに必要不可欠で縁の下の力持ち!キャプテンスタッグ社の『ビア缶チキンスタンド』です。
△ここに半分ほど残しておいたビール(今回は発泡酒)をセットします。
△ビールをセットした『ビア缶チキンスタンド』を丸鶏のお尻から差し込み、ドリップパンの上に起きます。
本当は焼き網の上に乗せたいのですが、このサイズのグリルでは蓋が閉まらなくなってしまうため、直接ドリップパンの上に置きました。
△丸鶏の腕はそのままにしておくと、胸肉の部分に焼きムラができてしまい、さらに手羽の部分もしっかり焼けないため、後ろにもってきて串を刺して留めておきます。
手羽部分を持って後ろに”ギュッ”と持ってきて留めるのですが、最初はなかなか上手に出来ませんでした。
このコツは、手羽がハズレてしまいそうなぐらいに、勢いよく後ろへ持ってくることです。躊躇してはいけません。
△蓋をして焼くこと約1時間。
お肉の中心部の温度が67.6℃まで上がりました。
65℃以上で数分加熱することで、食中毒菌のカンピロバクターは死滅しますが、サルモネラ菌が心配なので、もう少し加熱します。
△約90分ほど加熱したところで、お肉内部が75℃を超えました。
75℃で1分以上加熱すれば、ほとんどの食中毒菌は死滅することを覚えておいて下さいね。
余談ですが、牡蠣など2枚貝にいるノロウイルスは、85℃以上で1分以上加熱しないと死滅しませんのでご注意を。
△正直見た目としてはもう少し焼きたいところでしたが、時間の関係でこの状態で完成としました。
△どうです?この堂々たる姿。
胸肉がめちゃくちゃ美味しそうですよね♪
△『ビア缶チキンスタンド』に乗せたまま、大きめのまな板に乗せて完成です!
焚き火台を使った『ビア缶チキン』
△ウェーバー社のグリルを使わなくとも、『ビア缶チキン』は作れます。
この時はユニフレーム社の『ファイアグリル』を使って作りました。
UNIFLAME ユニフレーム ファイアグリル 683040
△普通のBBQグリルでも、焚き火台でも、このように丸鶏をかぶせる蓋があれば大丈夫です。
△この時は、尾上製作所の簡易くん製器『いぶすくん』を使いました。
1.5kgぐらいまでの丸鶏だったら、この『いぶすくん』で上手に作れますよ。
まとめ
最後にちょっと見た目的に嫌がる人がいるかな?と思いましたので、丸鶏を取り分けた写真は載せておりません。
バラバラになったお肉と骨に、最初は衝撃を受ける方がいるかも。
「どうやって取り分けたら良いの?」と悩む方もいるかと思います。ぼくも最初に作ってみるまでは悩みました。
しかしそんな取り分ける技術など必要なく、この丸鶏の状態から包丁を使って、手羽、もも肉、胸肉と大きな塊肉を取った後は、トングで引きちぎったり、ケンタッキーフライドチキンを食べる要領で、骨にしゃぶりついて食べられます。
是非このワイルドな食事方法も、みんなでワイワイと楽しんでみて下さい。
BBQのマッキー