冬のバーベキューで欠かせないのがホットドリンク!
日本酒を温めるだけの熱燗だったり、お湯を沸かして焼酎やウイスキーをお湯割りにして飲むだけでも、スッゴク美味しいホットドリンクだと思います。
しかし!今回はほんの少しだけ手間をかけて、見た目にちょっとオシャレなホットワインを作ってみましょう!
ホットワインとはその名のごとく、温めたワインなのですが、温めるだけではありません。
スパイスやフルーツを、ワインと一緒に温めるのです。
今回はぼくが去年の11月にお手伝いさせてもらった、『サンクチュアリ出版20周年読者交流イベント』で作ったホットワインのレシピをご紹介します。
身も心も温まる簡単ホットワイン
材料
△ホットワインになくてはならないのが、当たり前ですがワインです。
この時はサントリー『酸化防止剤無添加のおいしいワイン。赤』の1.8Lパックを、4本(7.2L)使いました。
ワインを飲み慣れていない人には、とってもオススメのワインです。
飲み口が優しく金額も安いため、テーブルワインとしてそのままでもガブガブ飲めちゃいます。
ホットワインに使うワインは、スパイスやフルーツと一緒に温めてしまうため、安価なワインで十分です。
△そして今回は4個のオレンジを、輪切りにして入れました。
お好みで、レモンやりんごなどを使ってみるのもオススメです。
△この時はホットワインを参加者みんなに飲んでもらいたいと思ったため、スパイスはシナモンスティック(4本入りを2袋で、8本)を入れるだけにしました。
シナモン以外のスパイスは、香りがちょっとキツイと感じる人もいるため、入れるのをやめました。
少人数で作る時の分量はお好みにもよりますが、ワイン1本(720ml)でシナモンスティック1本ぐらいがちょうど良いと思います。
そしてこの時は香りを強く立たせたかったため、半分に折って入れましたが、ほどほどの香りを楽しみたい方は、シナモンスティックは折らずに、そのまま入れておいた方が良いです。
ホットワインで使われることの多いスパイスは、シナモンの他に、スターアニス(八角)、クローブなどがあります。
好き嫌いが分かれるところでもありますので、ご自分で色んなスパイスを試してみて、好みのスパイスを見つけてみて下さい。
隠し味
△普段ホットワインではあまり使うことがないのですが、この時はワインがあまり好きではないという人にも飲んでもらいたいと思ったので、オレンジピール(オレンジの果皮)のリキュール『コアントロー』を少量(1つの鍋3.6Lに対して、30mlほど)入れました。
オレンジの香りを際立たせたかったこと、それと少量の甘みを付け、飲みやすく仕上げました。
とても大切なことをお伝えするのを忘れていました!
それはワインをフルーツやスパイスと一緒に温める時に、決して沸騰するまで温めないことです。
沸騰するまで温めてしまうと、アルコール分が飛んでしまいますし、ワインの香りも飛んでしまいます。
またスパイスによっては苦味が出たりもしますので、くれぐれも沸騰させないようお気をつけ下さい。
※2019/02/15 追記
まとめ
最後、飲む時に大事なことを一つ!
それは温めたホットワインを注ぐ時に、茶こしを使って入れることです。
フルーツがグラスに入ってしまう分には良いのですが、スパイス類は口に入るとかなりキツイ味がしますので、茶こしを使って取り除くようにして下さいね。
△こういった茶こしは100円ショップで売っていますので、1個買っておくと便利です。
同じように耐熱性のある紙コップも、100円ショップで売っていますよ。
△普段のバーベキューでは、このように手鍋を持っていくことで他の食材を焼きつつ、ホットワインを温めることが出来ます。
自宅でも簡単に作れますので、是非一度試してみて下さい。
BBQのマッキー