バーベキュー場やYouTubeのバーベキュー動画でも見かけるのですが、焼き網に乗せてから塩コショウをする人がいますよね。
ぼくも昔はよくやってしまったのですが、そのタイミング間違ってます!
お塩はふるタイミングで、必要となる塩の量が変わってきます。
つまりタイミングを間違えてしまうと、すっごくしょっぱくなったり、食材の旨味を逃してしまうことになるのです。
それならどのタイミングで塩をふるのが良いのか?
それを今回ご紹介しますね!
どのタイミングで塩をふるのがベストか?
肉
ずばりお肉に塩をふるベストなタイミングは、焼く直前です!
季節にもよりますが、だいたい10分ぐらい前にクーラーボックスからお肉を出しておきます。
そしてお肉についているドリップ(血など)をよく拭いて、そこで片面だけに塩をふります。
料理にもよりますが、牛のステーキであれば自宅で調理する時よりも、少し多めに塩をふりかけます。
そしてその塩を振りかけた面から焼き始めます。
好みの状態まで焼けたら、上を向いている面にも塩をふりかけて、ひっくり返します。
そして両面を焼いたら出来上がりです。
お肉に塩をふるのは、下味を付ける&旨味を引き出すためです。
そのため早くから塩をふってしまうと、水分と同時に旨味までもが出てしまうのです。
そしてよくある失敗の、焼き網に乗せてから塩をふった場合ですが、片面には塩が付きますが、火に炙られて乾いた面に塩をふっても塩は付きません。
つまり塩のふる意味が半減するのと、肉の旨味を十分に引き出すことが出来なくなるのです。
乾いた面になかなか塩が付かないからと言って大量の塩をかけたら、かなり塩辛くなり、とても美味しく食べれませんのでご注意下さい。
魚
魚に塩をふるのには、2つの理由があります。
一つ目は肉と同じで、下味をつけること。
二つ目が、魚の臭みをとることです。
魚の種類にもよりますが、青魚は塩で臭みをとっておいた方が美味しく食べられます。
下味を付けるだけなら焼く直前でも良いのですが、臭みをとりたい場合には、10分ほど前から塩を振りかけておくのが良いです。
ただし!季節によってはとても暑く、10分でも外に出しておいたら傷んでしまうこともありますので、そこは臨機応変に対応して下さい。
よほどのことがない限りは、真夏のBBQで青魚を調理するのは止めておいた方が無難ですね。
塩をふりかけて10分ほど置いた後、出てきた水分をしっかり拭き取って下さい。出てきた水分に臭みが含まれています。
野菜
野菜に塩をふる場合は、野菜そのものの味を楽しみたい時に使います。
水分のある野菜なら焼く直前に塩をふれば良いのですが、パプリカやヤングコーンなど外側に水分がほとんどない場合は、はけでオリーブオイルを塗ってから、塩をふるとしっかり下味が付きます。
夏野菜は塩をふりかけるだけで本当に美味しいですからね!是非お試し下さい!
まとめ
今回はBBQでよくある失敗第2弾ということで、塩をふるタイミングについてお伝えしました。
焼くことに夢中になっていたり調理にあまり慣れていないと、ついつい塩をふる前にお肉を焼き網に乗せてしまうんですよね。
この記事を読んでくれたあなたは、しっかり塩をふるタイミングをみんなに教えてあげて下さい。
ベストなタイミングで塩をふったお肉と、そうでない時に塩をふったお肉の食べ比べをしてみても面白いですよ。
【BBQでよくある失敗シリーズ】
BBQのマッキー