真夏の暑い日にやるBBQも良いですが、少し涼しくなった秋にやるBBQも最高ですよね〜♪
そんなBBQに最適な季節の今、またメルマガ読者さんからご質問をいただきました。誠にありがとうございます!
マッキーさん、質問です!
自分はBBQの火起こしはいつも他人任せ。前回やる機会があったのですが長時間掛かってしまいました。王道の楽チンパターンなどあるのでしょうか。(コレってかなり奥深い話?!)
また、着火時に炭以外に使うモノありますか?#BBQPlanner
— のっさん (@nodapin)
2017年10月3日
炭火でのBBQをやる場合に、まず最初にやるのが『火おこし』ですよね。
その『火おこし』をどうやったらスマートに、素早くやれるのかをご紹介いたします。
これを覚えておけば、あなたも次のBBQで大活躍です!
BBQの火おこしはどうやると早いか?
これがあれば速攻です!
まずぼくがいつも使っているのが、こちらの商品▼
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) 大型火消し壺 火おこし器セット バーベキュー用
これは火おこし器と火消し壺がセットになった物なんですが、とにかく便利です。
△使い方はこんな感じで最初に火種となる燃えやすい物を入れ、その上に炭を入れれば自然と上昇気流が発生し、あっという間に火を起こせます。
ぶっちゃけこのアイテムさえあれば、一生火おこしに困ることはありません。
がしかし!高さ約30cm、直径約20cmあるこのアイテムは、車などがないと持ち歩きには厳しいです。
▼こういった折りたためる火おこしグッズはありますよ!
キャプテンスタッグ バーベキュー用 火起こし器大 炭焼き名人 M-6639
それでもBBQ場まで電車など公共交通機関で行く場合には、やはり少し厳しいものがあります。
せめてこのアイテムがあれば大丈夫!
火おこし器の次に早く火を起こせるアイテムは、定番アイテムですが『着火剤』です。
△このような着火剤があれば、簡単に火をおこすことが出来ます。
この尾上製作所の着火剤は優秀なアイテムですが、100円均一のお店で売っている着火剤でも大丈夫です。
炭の組み方
着火剤を用意したとしても、使い方を間違えてしまうと火をなかなかおこすことが出来ません。
そこで気をつけたいのが、炭の組み方です。
着火剤を置いた上に、ただ炭を平積みしてしまうと、全ての炭に火がつくまで時間がかかってしまいます。
というか、上手に火はつきません。
そこでやって欲しいのが、炭をピラミッド型に積み上げる方法です。
△このように、着火剤をグリル中央に起き、その上に炭を積み上げていきます。
このようにしてから着火剤に火をつけると、先ほどの火おこし器を使ったのと同じように、上昇気流を利用して全ての炭が効率良く燃えます。
火がおきてからの注意点
着火剤に火をつけると、最初はとても勢いよく燃えます。当たり前ですけど。
ここでよくありがちなのが、うちわで扇ぐことです。
うちわで扇いで空気を送ることは大切なのですが、まだやってはいけません。
着火剤の火が落ち着き、炭に火がついてから扇ぎます。
炎が大きくなったら扇がず、小さくなったらまた扇ぐ。これを繰り返すのです。
そして木炭の白くなった部分を上に向け、まだ火の点いていない黒い部分を下にむけ、またうちわで扇ぎます。
最終的に、木炭全体が赤く光りだしたら完成です。
そしてもう一つだけ注意点をお伝えしておくと、着火剤に火をつけた後に、また着火剤を投入することは絶対に止めて下さい。
まず炭の上に着火剤を追加しても全く意味がありませんし、着火剤を投入する時に火が燃え移り、ヤケドをする可能性が高いからです。
着火剤はそこまで値段が高い物ではありませんので、ケチらずに最初の時点で大量の着火剤をセットしてしまいましょう。
おまけの注意点
これは火おこしする時に知っておくと良いよ!ってことですが、まず着火の時に新聞紙を使わないことです。
実はぼくも前までやっていたのですが、着火剤の代わりに新聞紙を使うのはやめましょう。
まず新聞紙は着火剤のように、簡単に火がつきます。
しかし、簡単に燃え尽きて消えてしまいます。
そして何よりダメな理由は、燃え尽きた後に灰が舞い散るからです。
炭の灰は炭酸カリウムといって、身体に害はありません。(もちろん大量に摂取すればそれは別ですけど)
しかし新聞紙の灰は印刷用インクが使われているため、身体に悪いです。
インクの種類にもよるのでしょうが、カラーなど金属製インクが使われている場合には、なおのこと身体に悪いようです。
BBQでの着火には着火剤を使い、新聞紙など紙を着火に使うのはやめましょう。
それと新聞紙以外の注意点としては、炭の特性を覚えておくことです。
色んな種類がある炭についての説明はまた別の記事でご紹介しますが、結論だけお伝えしておくと、ホームセンターなどで売ってる安価な輸入木炭を使うより、国産の木炭を使った方が火が扱いやすく、長く使えるので結果として安上がりになります。
△この炭は本当にオススメ。余ってもプラスチック製ケースに入れておけば、次回BBQでも問題なく使えます。
買う予定はなかったんだけど、500円も安かったから買っちゃった(*´-`) #来月は親戚とBBQ #でも中止になりそうなんだけどね pic.twitter.com/ciEcVzxhpM— マッキー@BBQプランナー (@jpasmo) 2017年9月19日
△ホームセンターでセールをしていれば、この金額で買えます。
でも運んでくれることを考えるとAmazonの方が良いのかも。
ちなみに高級な炭の代表格として『備長炭』がありますが、火つきが悪い&扱いが難しいことから、BBQでの使用はオススメ出来ません。
まとめ
- 火おこし器があれば速攻で火をつけられる
- 火おこし器がなくても、着火剤があれば大丈夫
- 炭はピラミッド型に組むようにする
- 着火剤はケチらずに、最初の時点で大量にセットする
- 火が落ち着いてから、うちわで扇ぐ
- 木炭全体が赤く光出したら完成
- 着火時に新聞紙は使わない
- 出来れば国産の木炭を使う
BBQでの火おこしを、文字で伝えるというのはなかなか難しいものがありますね。
ご理解いただけたかな?
今度実際にぼくが火おこしをしているところを動画に撮り、それをご紹介したいと考えおりますので、少々お待ち下さいませ。
一緒にBBQをやれると一番良いんですけどね〜♪
それでは、またのご質問お待ちしております!!
BBQのマッキー